2020年11月8日日曜日

移植月間何もしなかったので心境の変化でも書いてみた

 10月は移植普及推進月間で、10/16はグリーンリボンデーでした。
ライトアップの写真や移植医療の投稿されている方々もおり、
何かせなあかんなと思いながらもわたくし仕事でした!!!
移植日は絶対休みにしてるけど、今年は職場内で人が変わったり
仕事が大変すぎて記憶喪失になっておりました。

何もしないので、自分自身心境の変化でも書いてみようと思う。

私はドナー・ドナーファミリーをとてもリスペクトしていますし、
本当にかけがえのない存在です。
ただ、「つねにドナー・ドナーファミリーを想い続けること」ってできますか?
はっきり言って私はできません。
日常があたりまえになり、何か普段と違うことがあると
「何がいけなかったのだろう・・・」と悔やんでも仕方ないことを考え続け、
いつか想い続ける→重い続けるになります。

いやそんなことはないよ感謝して生きなきゃ!体調崩すなんて自分の管理能力不足だ!

と思ったそこの移植者のあなた。

自分が気が付かないところで絶対つらくなってますよ自覚したほうがいいですよ

まさに移植後10年以上経過した私自身がそうだったと
最近気づかされた出来事がありました。

「いただいた臓器を守りながら生きること」は
移植者としては最低限やらなければいけないことですが、
「移植者だから何かしなければいけない」という
義務感や使命感のようなものは持つ必要はないのかなと思った次第であります。
移植後の状態や原疾患によっては、働く(または学業)ところまで
たどり着きたくてもたどり着けない人もいるでしょう。
そもそも今コロナだし、移植者は無理しなくていいと思います。
ただ、「頭の片隅に感謝の気持ちを持ち、楽しく大切に過ごす」で十分ではないかと
思います。
自分が「よかった!」と思えばそれでいいのである。
移植後まだまだ入院していた頃、「Hello!今日の調子はどう?」を
さわやかスマイルで様子を見に来るDrが「Enjoy Newlife!」と
よくおっしゃっていたことを思い出しました。

ドナーとともに、二人三脚で楽しく過ごせばそれでいいのだ。